【連載企画】COCOHELI STORIES 「いってきます」と「おかえりなさい」の間に。
Vol.31 色々なチャレンジが大好きな里緒ママ。彼女のチャレンジに巻き込まれながらも暖かく見守っているご主人と息子さんの休日にお邪魔しました。
里緒さんと山との出会いは、奄美大島からの上京。上京した時には富士山の見える部屋に住んでいたそうで、絵や写真でしか見たことがなかった富士山が直接見えることにとても感動したそう。「ある朝友人と電話している時に、自宅から富士山が見えて素敵だと話したら、登ってみようという話になり好日山荘さんへ。お店のスタッフさんにこれから富士山へ行くんだけど必要な道具を教えてください、と伝えると店員さんの顔が？に（笑）。Tシャツ＆サンダル姿で入店した私たちはお店で着替えてバスに乗り、意気揚々と富士山へ。当時は山小屋を当日予約できたため、バスの車内で色々勉強しながら向かいました。今思うと無謀なことをしたなと思います。それでも勉強した通りに五合目で１時間ほど休息をとり一定のペースで登ったことで高山病にもならず、しっかりご来光も堪能できました。山道具を一式揃えたこともあり、次はどこへ行こうかと考えていた時に屋久島のポスターを発見。同じ友人に今度は世界遺産の縄文杉を見に行こうと提案したところ大賛成！屋久島へと出かけることになりました。雨の中の登山は大変でしたがすごく楽しくて、それ以来すっかり登山にハマってしまいました」と里緒さん。それが里緒さんと山との出会いだったそうです。
その後妊娠・出産と子育て期間中は登山をお休みしていた里緒さんですが、息子さんが三歳になった時ママ友さんと一緒に高尾山へいったのを機に「やっぱり山が好き！」と登山を再開。定期的に登山へ出かけるようになったそうです。
様々なチャレンジが好きな里緒さんに、山に向かう時に心がけていることを伺ってみると、「登山店の店員さんとたくさんお話しをして、納得いく装備を揃えるようにしています。忘れ物をしないことと登山計画を作るときに決めた自分のペースを守るようにも心がけています。地図アプリは便利なので使いますが、バックアップの紙地図は常に用意。山での安全のために学ぶことは沢山あるので、ココヘリ安全登山学校のWeb講習を見て学んで、自身の知識もアップデートしていこうと思っています」とおっしゃっていました。
ココヘリ入会へ入会したきっかけは、「山に行く時は奄美大島に住む妹へ必ず連絡します。東京と奄美大島はとても離れているので常に連絡を取りあうんです。スマホの充電の減りが気になるほど(笑)少しでも安心させるためにはどうしたらいいかな、と色々調べてもわからなくなってきていた時に高尾山にある“COCOHELI TAKAO”でココヘリを知って即入会しました。心配性の妹を安心させるためにはこれだ！と思って。妹曰く、“少しは安心かな”だそうです。ですから私は下山するとまず妹へ連絡します。私はふわふわっとした風来坊ですが、妹は本当にしっかり者。何かあったらすぐ気づいてくれると思うのでとても心強いです」と里緒さん。もしもの時にココヘリへ通報するために、妹さんは下山まで見守っていてくださるそうです。「もともと医療業界にいたけど、今はタイ古式マッサージをしています。患者さんの中には山登りをなさる方も多いです。登山帰りにマッサージを受けにいらっしゃって、一番早く回復するマッサージお願いといわれます（笑）」と里緒さん。患者さんにも登山の話をされるのかな？と思って伺ってみると、話が尽きなくなって仕事にならないので山の話はぐっと我慢しています、とおっしゃっていました。
「昨年の夏、山を好きになったきっかけの富士山へ当時一緒に登った友人と息子とみんなで登ったんです。その時に山頂で“100キロウォークってあるらしいんだけどチャレンジしてみない？“と誘われたんです。十数年ぶりにご来光を見た勢いでその場で申し込んでしまいました（笑）。100キロウォークは寝ずに歩き続け、26時間の制限タイムぎりぎりでなんとか完走。歩いている時は辛いけど、スタッフさんからのアドバイスを実行すると自分の歩き方が変わるんです。自分が変化できることが楽しかったし、なによりゴール地点でスタッフの皆さんに“おかえり、よくがんばったね～”と褒めていただいたことで一気に病みつきになりました（笑）」と里緒さん。秋にはご家族で100キロウォークに再チャレンジなさるそうです。
体を動かすことが大好きな里緒さん。今後はご家族を巻き込みながらいろいろな登山にチャレンジしていきたいそうです。ゆくゆくは装備を揃えて、雪山にもチャレンジしてみたいとおっしゃっていました。そんな里緒さんのチャレンジに、ココヘリはこれからも寄り添いつづけます。
＃ココヘリ
