

先日協定を締結した三重県警察において、山岳遭難事案発生時の迅速な要救助者発見を目的とした山岳救助訓練が、三重県・錫杖ヶ岳にて実施されました。本訓練では、「ココヘリ」を活用した合同訓練も行われました。


訓練の前半では、ココヘリ受信機の基本操作や電波を用いた捜索方法について説明を行い、あわせてココヘリ受信機を搭載したドローンによる位置特定方法のデモンストレーションを実施しました。

その後、錫杖ヶ岳東登山口から地上隊が入山。実際の登山ルートを使用した捜索・登攀訓練の中で、発信機を携行した隊員を遭難者に見立て、航空隊との連携を想定したヘリコプターによるサーチ訓練を行いました。要救助者の位置や地形条件によって、電波の受信状況がどのように変化するかを確認しました。

さらに、ココヘリドローン隊によるドローンを活用した捜索訓練も実施しました。山中にいる要救助者役の隊員の位置を、ドローンに搭載した受信機で電波を捉え、段階的に絞り込んで特定するまでの一連の流れを実演しました。
要救助者役を務めた隊員からは、「森林の中にいましたが、ドローンが頭上に来たことで、電波によって位置を特定される感覚を実体験できました。ココヘリを携行していると精神的な安心感があり、とても心強かったです」との声が寄せられました。
今後もココヘリは三重県警察と連携し、山岳遭難発生時により迅速かつ確実な捜索救助活動を実現できるよう、協力体制の強化に努めてまいります。