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船橋市消防局救助隊の救助隊隊員を対象に、発信機と受信機を用いた捜索訓練を実施しました。
機器の特性理解と二次災害を想定した運用能力の向上を目的として、講義と実技を組み合わせて実施しました。

座学では、発信機・受信機の通信構造と電波特性について解説しました。埋没した発信機の捜索方法や位置の絞り込み方法、適切な携行方法などを共有。いざというときにどのように活用すれば早く見つけられるかを解説しました。
実技訓練(建物内・埋没捜索)
実技では救助隊員を4班に分け、複数の状況を想定した捜索訓練を実施しました。
屋外で発信機の電波を受信し、位置を絞り込んでいく段階で、建物の2階から届く電波をキャッチ。電波強度を頼りに位置を絞り込んでいきます。建物の中では反射する電波に少し惑わされましたが、いずれも目視できない発信機を探索する設定とし、受信機の距離・方向・電波強度を基に探索を行いました。
埋没環境では、最短距離付近で受信機を地表面へ近づけることで高さ方向の距離を縮める手法を共有。瓦礫下や埋没者捜索時のピンポイント特定の方法として説明しました。
① 建物内捜索(訓練棟の2階の柱の中に設置)

② 地中埋設(地中に埋めて設置)

③ 屋外捜索(樹木の皮の内側など見えないところへ設置)

隊員さんから「説明書だけでは得られない理解を深めることができた。今後は訓練にも取り入れ、隊員への共有を進めたい」とのコメントをいただきました。
今後も、救助機関との合同訓練や技術共有を通じ、実効性の高い捜索・救助体制の構築に貢献してまいります。