【連載企画】COCOHELI STORIES 「いってきます」と「おかえりなさい」の間に。
Vol.12 ウルトラランナーみゃこさん。ランニング系YouTuberとして大活躍中のみゃこさんと、ファン第1号のお母さまとのくつろぎのひと時にお邪魔しました。
みゃこさんの初めての登山は20歳の夏休み。「登ると人生変わるぞ!」とお父様に誘われ富士山に登ることに。当時はまだ体力がなく登りが非常に辛かったものの、山頂から見た美しい景色に涙が出るほど感動し、日本一高い山に自分の足で登れたという驚きと共に自身の可能性を感じたそうです。数年後再びご家族4人で富士山に登った時にはすでにランニングを始めていたので体力もあり、標高と共に変化する植物や景色を楽しむ余裕が生まれ、心から登山を楽しむことが出来たそうです。それでも当時はまさか自分が山を走るようになるとは思っていなかったそうです。
現在みゃこさんは「ウルトラランナーみゃこ」として、様々な種類の走りを楽しむ様子をYouTubeで配信していらっしゃいます。ロードだけでなく山を走る理由を聞いてみる と、「ランニングには様々な種類の楽しみ方があります。その中でも山を走るトレイルランニングの魅力は、何よりめまぐるしく変化する景色。そして静かな山中で聴こえてくるのは自分の呼吸と足音だけ。走っているうちに心と頭がリセットされてとても爽やかな気持ちになります。だから心が疲れたときには、自然と山に行きたくなってしまうんです」とトレランの魅力を教えてくださいました。
トレランでは山に入るので、備えが不十分だと困るし本当に危険。だからみゃこさんの装備は人よりも多くて重いそうですが、それは山に入る上では必要なことだと経験から学んだそうです。トレランを始めたときは学ぶ機会がなかったので、仲間に聞いたり、必携品に厳しい大会に出場したりして試行錯誤しながら知識を増やしていったそうです。「当時は必携品が厳しい大会の装備を見て、本当にこれ必要かな?と思う事もありました。でも今では、あの時は“たまたま”いらなかっただけで必携品はやっぱり必携品だ、と思っています」知識がなく薄っぺらな状態で山へ行くと非常に危険なので、ご自身が回り道しながら学んだ体験をもとにして、安全対策がなぜ必要なのかを定期的に配信しているそうです。「楽しいところだけに目を向けるのではなく大切なものを見落とさないで!」とおっしゃっていました。
ココヘリについてもお話を伺いました。トレランでは練習に行くときほぼ一人なので、慣れている山は気軽に行ける反面で何かあれば簡単に迷ってしまうのではという不安があったそうです。そんな中で道迷い対策グッズを探している時にココヘリ会員の友人に勧められて入会。今では山に入るご友人に積極的にココヘリを紹介してくださっているそうです。「ココヘリ安心の輪」が広がっていることを実感して、とても嬉しくなりました。
お母さまに、娘さんが山に入ることについてお気持ちを伺いました。「トレイルランニングを始めたと聞いた時は、坂道でこけて大怪我するのでは?迷子になって遭難してしまうのでは?と色々心配になりました。実は親子そろって方向音痴なので今でも本当に心配です」と不安そうなお母さま。改めてココヘリについて詳しくお伝えすると、「ココヘリがあると安心感がありますね。母としては娘が好きなことをして楽しく過ごしていることが一番!とにかく娘の無事を祈っています。離れて暮らしているので、祖母である私の母と二人で、それこそ生霊を飛ばして近くで見守っているつもりです。今日はお留守番中のおばあちゃん、今もこの辺に飛んできているかも(笑)。そのくらいいつも娘を想っています」とお母さまが笑顔に。みゃこさん曰く、お二人が一番の応援団だそうです。
このインタビュー中にもおばあさまから“まゆちゃん 無理しないで楽しんで走ってね。楽しい山の景色や報告を待っているね!手や足を無くさないでね(笑笑)“と絵文字付きのメッセージが。みゃこさんからの山便りを「いいわね~素敵ね~」と、そこへ行った気分になりながら楽しんでいらっしゃるそうです。ファン0号のおばあさま、みゃこさんの配信を見るために80代でスマホデビューなさったそうです。「今ではスマホ操作に関してはママよりおばあちゃんのほうがすごい(笑)ライブ配信で投げ銭までできちゃう!ライブ配信していると、おばあちゃんがコメントしてくれるので、おばあちゃん今日も元気でよかった~と思います。」とほのぼのとした裏話も聞かせていただきました。
チャレンジ精神豊富でいつも元気ハツラツなみゃこさんと、彼女の無事を祈るみゃこファン0号のおばあさま・ファン1号のお母さま。安全への想いと共にご家族を繋いでいるのは、ココヘリでした。
「いってきます」と「おかえりなさい」の間に。
#ココヘリ