高山では夏でも防寒具必須。日焼け対策もお忘れなく

2023-05-13

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山では、天気が変わりやすいだけではありません、標高が上がるにつれて気温や気圧、紫外線量も変化します。一般的に、気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるといわれています。気象庁で過去の記録を見ると、2021年8月11日の静岡県富士(標高66m)の最低気温は24.2℃。同日の富士山(標高3,775.1m)の最低気温は2.3℃でしたから、おおよそこのとおりです。標高と気温のこの関係は、ウェアを準備するときの目安になるのでぜひ覚えてください。標高が高くなると気圧は低くなりますが、この原理を応用したのが高度計です。気圧計内臓の腕時計は標高や天気の急変を予測するにも役立ちます。忘れてならないのが紫外線量で、標高が1,000m上がるとUVインデックスが約10%増加します。日焼けは疲労に繋がります。標高が高い山では日焼け対策もお忘れなく。