冬用のアウターとは違うレインウェア独特のカタチ

2023-06-13

防水・防風のレインウェアはアウターレイヤーの一種ですが、冬用のアウターとは大きく異なります。違いのひとつがフード前面（襟部分）のつくり。冬用ウェアのフード前面が風雪を防ぐために鼻まで覆う高さを備えているのに対し、レインウェアは顎くらいの高さのものがほとんどです。これは、雪ではなく雨になる比較的暖かい時期にそこまでのプロテクションはいらないという考えのもと行き着いたカタチ。軽さやコンパクトさを追求し、不要なものをそぎ落とした結果です。レインウェア独特の細身のシルエットも同様で、生地を減らすことで軽量化につなげています。軽装の上に着ることが多いのが細身になった理由ですが、防寒着としても積極的に使うことを考えると、下に着ているものによっては窮屈に感じることがあるかもしれません。自分がどんな風に使うかも考え、購入時はサイズもよくチェックしましょう。