ヘリコプター協力会社匠航空様にご協力いただき、スノーボードガイド・山岳ガイドの皆様への体験会を実施させていただきました。ココヘリの概要や直近の冬山での捜索事例の紹介、地上捜索体験、ヘリコプターに乗っての捜索体験を行いました。体験会を通じて、スノーボードガイド・山岳ガイドの皆様からは、ココヘリを持つ意義に対して共感の声をいただいたほか、捜索体験後には捜索レンジの広さ、精度に対する高い評価をいただきました。登山者への高い安全性を基盤に、同じ山を楽しむアクティビティであるスノーボード・スキーガイド、ユーザー様と協力し、ココヘリの安心安全の価値を山全体へ普及させていきます。
ほうだいぎスキー場の周辺でも複数の遭難、ココヘリによる捜索事案が発生している状況を共有。バックカントリースキーヤーの捜索事例や、会場の広場から望む上州武尊山、剣ヶ峰で発生した遭難事例でも捜索隊にココヘリを活用いただいている状況を共有、ココヘリの意義や必要性に対して共感の声をいただきました。
当日は匠航空様ヘリコプター2機がスタンバイ。実際にココヘリの捜索活動を共同で行っている機体です。
説明後も、ガイドの皆様からは多くの質問をいただきました。
ココヘリ会員証(発信機)を林の中に設置し、受信機を用いての捜索を体験。スノーボードガイドの皆様は、普段から雪崩ビーコンを利用されていることもあり、コツをすぐに掴んで発信機まで難なく行き着き捜索成功。体験の際、ココヘリの捜索レンジの広さ、捜索距離の精度の高さに対する驚きの声をいただきました。
ガイドの皆様にヘリコプターに搭乗いただき、上空からの捜索体験。実際の捜索を想定し対象のエリアから離れた後に、Rangeboostアンテナを用いて地上にあるココヘリ会員証(発信機)の電波を捕捉。その後、通常の親機を用いて早期に場所を絞り込んでいただきました。さらなる早期発見を実現するために、事故の多いエリアでの現地捜索オペレーターの養成等、捜索ネットワークを今後も強化していきます。